別にこれといって変わった様にも思えないし、4.4.2で何も困ってはいなかったのだが、ソフトウェアに関してはなぜか最新を使っていないと気が済まないという難儀な性格なので仕方がない。
最新といえば、MPC-HCがr1552でMPEG2のDXVAに対応したらしいので、こちらも更新してみた。
いつもどおりAlexin女史のところ(xvidvideo.ru)からr1557をDLしてインストール。
とりあえずmpeg2でも内部フィルターでDXVAは効くようになったみたいだが、ffdshowのlibavcodec使用時と比べても、CPU使用率は全く下がらない。3%~15%程度をうろうろしている。(後で気づいたが、実はこのとき使われていたデコーダーは、MPC-HCのものではなく、MS製のほうだった。MPC-HCのデコーダーではDXVAは働かなかったようである)
WMP12 & MS DTV-DVD VIDEO DECODERだと常に5%未満なんだが…DVD鑑賞には結局WMP12が一番いいみたい。
とりあえず再生開始時にフル画面で立ち上がるのをやめてくれればなぁ…どこかに設定出来るところがあるのかしら?
と、まあ、このように筆者自身色々弄り回すのが好きな人間なのであまりでかいことは言えないかもしれないが、世の中には兎角、ワケも分からず色々と弄り回して事態を悪化させるのが好きな人が多いようである。
例えば昨日の2chDTV板のx264スレの書き込み。
自分のエンコード環境はaviutlで編集しavsファイルを作りavsをaviutlに読み込ませて aviutlとavisynthを使い”x264出力(mp4/mkv)プラグイン”でmp4ファイルを作っています。これを見たDark_Shikari氏の反応はこのようなものだった
オプションは
--crf 20 --profile high --preset medium --level 4.2 --ref 3 --mixed-refs --bframes 3 --qpstep 8 --weightb --weightp 0 --trellis 0 --direct auto --subme 7 --no-fast-pskip --no-dct-decimate --partitions p8x8,b8x8,i8x8,i4x4 --8x8dct --scenecut 75 --me umh --merange 32 --aq-mode 0 --psy-rd 0:0 --no-mbtree --b-adapt 1 --threads auto --thread-input
20:09 (Dark_Shikari) also, the non-saging post asking for settings help確かにひどい設定だと思う。一体何を考えたらこんな設定になるのか意図がさっぱりつかめない。
20:09 (Dark_Shikari) with unbelievably bad commandline
20:09 (Dark_Shikari) smells like megui
こんなことするくらいなら、ただ単に
--preset slow --tune animation --profile high --level 4.2
としたほうが絶対にいいに決まっている。
なんでこんな設定にするのやら…多分、大昔に書かれたあやふやな情報を読んで、それを鵜呑みにしてるんだろうなぁ。
tobinaka氏はかつてサイトを閉じる際に、それまでに彼が書いた記事を削除した。
あれはやっぱり正解なんだと思う。