2010年9月7日火曜日

L-SMASH

最近、x264のビルダーやってる人たちの多くが採用しているパッチにmp4muxer.diffなるものがある。
このパッチ、オリジナルはVFR_maniac氏によるもので、内容はlibgpacなしでもx264でmp4出力出来る様にするというものであるが、実はそれだけではなく他にも色々と追加機能(音声やchapterのmuxとか)が盛り込まれていたりする。
色々と盛りだくさんなので、たしかに使わないよりは使ったほうがいいかもしれないが、ときどき不思議に思うのである。
「みんなよくこんなわけのわからんものを平気でホイホイ使うよなぁ…しかも自分で使うだけではなく他人にまで配布するなんて」
自分の知る限りでは、このパッチの内容(なにが出来るかとか)を把握できているビルダーは、VFR_maniac氏本人を除けば、あとはHenry氏wipple氏しかいない。JEEB氏も知っているだろうと思う人もいるかもしれないが、彼は基本的にmkv大好きな人なので、これに関しては先の2名ほど熱心ではないと思う。彼らは全てL-SMASH projectのメンバーではあるが、そこにはやはり、それなりの温度差というものが存在するのではなかろうか。

それにしても、注目されているのかいないのかよくわからないプロジェクトである。
#x264における評判は悪くないんだけどフォーラムにもIRCチャンネルにも質問しに来る人間が一人もいない。
やっぱりmkvではなくmp4だからかな?

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