2012年8月22日水曜日

BucketMedian その3

前回の記事を書きながら考えたわけですが、そもそもAviSynthは便利な内蔵フィルタを持っているわけですから、画像端の処理をいちいちプラグイン側でやるというのは無駄な分岐を増やして自らスピードを落としているということになります。
gradfun2dbのように画像端の処理をしないのは非常に合理的な選択なのです。

というわけで拙作BucketMedianもこれにならい、画像端は処理しないことにして、かわりにヘルパー関数を用意することにしました。

BucketMedian-0.3.1.zip

*画像端を処理しないようにした。
*BMBorderProc.avsiを追加した。

少しだけど、ホントに速くなったよ…画像端の処理って結構悩んだような覚えがあるんだけど…orz


使い方
LoadPlugin("BucketMedian.dll")
Import("BMBorderProc.avsi")
AVISource("video.avi")
BMBorderProc(clip c, int "r", int "th", int "min", int "max")

r : BucketMedianのradiusと同じ。
th : BucketMedianのthreshと同じ。
min: BucketMedianのminと同じ。
max: BucketMedianのmaxと同じ。

BMBorderProcを使えば、0.2.0と同じ出力が得られます。

追記:
rが奇数の場合、BMBorderProcがエラーになるので修正しました。

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