x264の公式フォーラムであるDoom10 Forumの特徴の一つは、登録メンバーにLinuxユーザーが多いことである。
以前の公式フォーラムに指定されていたDoom9(といっても今でもこっちの方が情報は多いけど)ではLinuxやmac関連の情報は少なく、一体彼らはどこで情報を手に入れているのか不思議に思っていた。(その後判明したが、彼らの情報交換は主にIRCや各ディストロの公式フォーラムで行われていた)
だからDoom10が出来たとき、それまでDoom9ではあまり見かけたことのない名前がいろいろ出てきてLinuxでのエンコードについて語っているのを見たときはちょっと驚いたものだった。
さて、このスレッドである。
http://doom10.org/index.php?topic=180.0
LinixやBSD(たぶんmacも含まれる)においてAviSynthを使うための簡単なガイドラインといったもので、とりあえず必要なツール類と簡単なスクリプトの例、そしてvimのsyntax fileがあげられていた。
「Windows以外のOSでは、こんなことせにゃならんのか…なんだか大変そうだねぇ、素直にWindows使えばいいのに」
とか思いながら読んでいたら、昔AviSynthBlogで読んだこの記事を思い出した。
自分では使ったこともないけど、なにかの役に立つかもしれないと思い、「vimならこんなのもあるみたいよ」と書き込んだ。
そしたらお礼の言葉とともに「お前も*nixを使うべきだよ」と返事が返ってきた。
まあ、せっかく勧めてくれたことだし、気が向いたら試してみるかななんて思っていたところで、前回のような状況になった。
かくして筆者はLinux体験をすることになったのである。
とりあえずディストロはUbuntuにした。
一番簡単で使いやすいとどこかで聞いた覚えがあったからだ。
Ubuntuの公式サイトから9.10のisoをDLしてimgburnでCDに焼いて、再起動。
言語設定とキーボードを日本語にして、あとは待つこと20分程度でインストールはとりあえず終了。
「再起動する」を選んで、CDを取り出してEnter。
なぜ「とりあえず」かというと、このあと初回のアップデートに結構時間がかかるからである。
アップデートが済んだらもう一度再起動。さらにハードウェアドライバの設定でビデオカード(GF8400M GS)のドライバーをNVIDIA製のもの(185)に変更してさらに再起動。
ここまででかかった時間は約1時間といったところだった。
次回に続く
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