2011年7月3日日曜日

avs2pipemod その7

更新。
この前waviのコードを読んだのをきっかけに、RIFF-WAVEフォーマットについていろいろ調べてみました。
どうやらものに出来たようなので、avs2pipemodに新機能を追加。

avs2pipemod-20110703.zip
https://github.com/chikuzen/avs2pipemod

*'-audio'オプションを廃止し、'-wav'と'-extwav'オプションを追加
'-wav'は、一般的なriff-wave(.wav)フォーマットで出力します。
'-extwav'は、チャンネルマスク付きのwave extensible formatで出力します。
チャンネルマスクはチャンネル数に応じて決め打ちになるので、特殊なスピーカー配置の場合はwaviを使ったほうが良いでしょう。
PCM音声の場合、wave extensible formatが普通のwavよりいいところはチャンネルマスクを付けられる点だけなわけですが、これをサポートしているソフトはそれほど多くはないようです。
よく分からない場合は'-wav'を使いましょう。
ちなみにこれまでの'-audio'は「チャンネルマスク無しのwave extensible format」という微妙すぎるものしか出力できませんでした。

*'-rawvideo'の引数にvflipを追加
avs2pipemod -rawvideo=vflip input.avs とすれば、映像の上下を反転して出力します。
RGB出力時の反転対策です。

追記
Doom9に投稿したらIanB氏にオプションを変えたことでお小言をくらってしまったので、-audioでも-extwavと同じ挙動をするように変更しました。
avs2pipemod-20110703-2.zip

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